A: なぜ不安に思うのか、ちょっと考えてみませんか。

 子どもを産み育てることに、不安があって当然です。生まれるまでは「五体満足であってほしい」、生まれてからは「健康に育ってほしい」、しばらくたてば「いい学校に入ってほしい」となどと期待するのは、ごく普通のことだと思います。こうした期待があるからこそ不安を伴います。けっして不安を持つことが悪いことではありません。しかし、それは、検査を受けたからといって解決できる問題でもないのです。

 もしかすると検査を受けることで余計に不安が増すことだってあります。本当に検査があなたと赤ちゃんにとって必要かどうか、まずそれを考えて決めてください。

JDSNからのメッセージ

 この世には、パーフェクトな赤ちゃんはいないのだということを知っておいて欲しいと思います。どんな赤ちゃんでも、何かしら問題を抱えています。程度を問わなければ先天的な障害を持つ赤ちゃんはかなりの率にのぼります。そうですね、小学校のクラスに一人くらいの率でしょうか。また、程度を問わなければ、みんな何らかの”変なところ、変わったところ”(障害とは言わないかもしれない)を持っています。みんな同じく何かを持って生まれてくるのです。ダウン症はたまたまその一つにすぎません。それに、未熟児だったり、生まれてすぐに病気になることもあります。もちろん、長い人生のうちに病気・事故で障害が残ることもあります。

 障害を持って生まれると聞くと、どんなに大変なことだろうと思うでしょう。どんなに大変なことがわが身に、そして赤ちゃんにふりかかるかと思い、そして不安になるでしょう。でも本当は日常的なことなのです。障害を持つ赤ちゃんが産まれることはごく日常的なことですし、そしてその結果赤ちゃん、あるいはお母さんの人生に起きることもごく日常的なことです。あなたが想像する以上に子どもは元気に成長していきます。子どもの生きようとする力を信じてください。そしてお母さんになろうとするあなたは、そんな子どもを見守るゆとりと豊かさを、子どもと一緒に育てていってくださいね。


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