初心者の為に、来週月曜日から以下の予定で実験講習会を17回開きます。各セミナーは、医学部D棟3階のセミナー室で12:10から約50分おこないます。昼食を食べながら聞いてもらって結構です。各セミナーのテーマは、以下のとおりです。

5月6日 ラボでの安全(以下の機械、試薬の危険性:遠心機、オートクレーブ、液体窒素、クリーンベンチの紫外線、アルコールの引火、電子レンジで溶かすゲルの突沸とガラス容器の破裂、試薬など)
5月12日 ピペット操作、無菌操作(クリーンベンチ、フィルター滅菌、エタノールやエーテルによるDNAの滅菌、オートクレーブ、乾熱滅菌)
5月13日 試薬の作製(3M NaAcetate pH5の試薬で、3Mなのは、Na? or Acetate?)、ストック試薬を汚さない、分注、吸湿による重量の変化、ガラス容器に保管してはいけない試薬、濃度の測定(吸光度)など
5月19日 DNA、RNA、タンパク(酵素)の取り扱い方の相違点(RNA分解酵素はきわめて安定、酵素は熱や物理的ストレスに弱い);DNA、RNA、タンパクをそれぞれゲル電気泳動するときの相違点
5月20日 酵素とは?、酵素は常に冷やして保管、分子生物実験で使用する酵素(制限酵素、palindrome sequences、kinase、ligase、polymerase)、ストックバッファーと反応バッファー
5月26日 DNAのdenatureとhybridize(=anneal)、DNA polymeraseを使った実験(primerとtemplate)、polymerase chain reaction = PCR、PCRのfalse positiveとその対策(negative control)
5月27日 大腸菌(single colony isolation の必要性)、濁度吸光度、ファージ(in vitro package)、プラスミド(origin、selection marker)、大腸菌へのプラスミドの導入
6月2日 細胞培養:CO2 incubator、fetal calf serum、trypsin 処理、倒立顕微鏡、frozen stock、抗生物質の限界
6月3日 発現ベクター、promoterとpoly A signal、Internal ribosome entry site、選択マーカー
6月9日 動物細胞への遺伝子導入(electoroporation、transient expression とstable transformant、遺伝子ノックアウトとランダムインテグレーション)
■ 6月10日 顕微鏡による観察、蛍光顕微鏡、フローサイトメーター、抗体を使った解析の、false positiveとその対策(negative control)、コンボリューション
6月16日 精製の原理(可溶と不溶、結合と解離、大きさによる分離)をプラスミドDNA精製を例に説明、カラム精製、超遠心機
6月17日 アイソトープ、ベータ線とガンマ線、イメージスキャナーとX線フィルム(linearityとは?)
6月23日 研究者の為のキャリア・業績、研究室での人間関係(国内とヨーロッパ)、留学の手続き
6月24日 論文英語
■ 6月30日 生化学的解析と遺伝学的解析(Forward geneticsとReverse genetics)、遺伝学的解析の為のモデル生物(酵母、線虫、メダカ、ニワトリBリンパ細胞株)、遺伝学的解析は表現型解析が勝負。
7月1日 データベースの利用(論文検索、タンパクのホモロジー検索)